古舘伊知郎が報道ステーション降板後に炎上?人気アニメ批判
2016年3月に12年間キャスターを務めた「報道ステーション」を降板。
現在は、テレビ朝日以外でもバラエティに顔を出すようになったフリーアナウンサー・古舘伊知郎(ふるたちいちろう)アナ。
報ステ降板が発表されると、その降板理由について様々な憶測が流れました。
番組中の発言が批判を浴びることも多く、当時番組に出演していた元・経産官僚の古賀茂明氏のプラカード問題など社会的な注目を集めるが高かったことも起因しているのでしょう。
報道ステーション降板後も、何かと彼の発言には批判が集まるようで、「人気アニメに関する捏造批判」が炎上したことが記憶に新しいでしょう。
「報道ステーション降板理由」の振り返りと「人気アニメ捏造批判」を中心に古舘アナについてまとめました。
古舘伊知郎(ふるたちいちろう)プロフィール
- 生年月日
- 1954年12月7日
- 年齢
- 68歳
- 血液型
- AB型
- 出身地
- 東京都北区滝野川
- 最終学歴
- 立教大学 経済学部経営学科 卒業
- 所属事務所
- 古舘プロジェクト
- 公式サイト
- 古舘 伊知郎 | Talent | 古舘プロジェクト
元・テレビ朝日のアナウンサー。
苗字は、「古舘」ですが「古館」と誤表記されることも多いようです。
古舘プロジェクトの公式プロフィールでは、「舘」について「舎」に「官」が正しいと注記されています。
立教大学を卒業後、1977年に入社。
1984年には同局を退社しフリーアナウンサーに転身しているため、在籍期間は7年と短期でした。
テレビ朝日在籍中はプロレス班に配属され実況を担当。
その独特の言葉選びや熱気を帯びた実況は、古舘節としてプロレスファンに記憶されています。
テレビ朝日退社後は、フリーとして各局の番組に出演。
プロレスだけでなく、F1の実況などでも活躍していました。
彼の代表的な番組である「報道ステーション」キャスター就任時は、それまでの全てのレギュラーを降板しキャスターに専念。
キャスター降板後に他局への出演が再開されています。
良くも悪くも発言が注目を集めることから、炎上しやすいアナウンサーのひとりと言えます。
出演番組
【NHK】人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!
過去の代表的な番組
古舘伊知郎アナの過去に担当・出演した番組で、特に代表的なものをピックアップします。
なお、彼は報道ステーションを担当していた期間は他局への出演などは一切行っていないため、テレビ朝日在籍時と報ステ担当時はテレビ朝日のみの出演。
それ以外の期間では、フジテレビやTBSなど他局でも様々な番組に顔を出していました。
それらすべての期間を含めて代表的な番組を挙げてみます。
NHK
クイズ日本人の質問
1993年4月6日から2003年3月30日までNHK総合で放送されたクイズ番組。
2000年4月から「新・クイズ 日本人の質問」にリニューアル。
日本テレビ
おしゃれカンケイ
1994年7月3日~2005年3月27日まで放送されたトーク番組。
古舘アナは前番組「オシャレ30・30」から引き続きの登板となりました。
番組は古舘アナの「報道ステーション」キャスター就任に伴い終了。
現在は後番組の「おしゃれイズム」が放送されています。
テレビ朝日
ワールドプロレスリング
「古舘節」が確立されたと言っても過言ではないテレビ朝日のプロレス中継。
1977年~1987年まで実況を担当。
現在とは異なり、当時はゴールデンタイムに放送されていたことから多くの人が彼の実況に接していました。
報道ステーション
言わずと知れた古舘伊知郎を代表する番組。
「ニュースステーション」の後を受けて2004年4月5日に開始。
2016年3月31日の降板まで12年間出演していました。
テレビ東京
クイズ赤恥青恥
1995年4月8日から2003年3月7日まで放送されたクイズ番組。
おしゃべりオジサンと怒れる女
土曜 23:55 ~ 24:20に放送されたバラエティ。
2018年9月いっぱいで放送が終了。
フジテレビ
F1中継
1989年~1994年まではフジテレビで放送されたF1中継の実況を担当。
F1の実況に「古舘節」を用いたことは、当時のF1ブームに大きく貢献したと同時に、プロレス実況のような過激な比喩などを嫌うファンも多く、賛否が分かれたものでした。
フルタチさん
モノシリーのとっておき~すんごい人がやってくる!~
2018年9月14日で番組が終了
元・CAの妻、長男は俳優
1987年7月に結婚した古舘伊知郎アナ。
妻は元JALのキャビンアテンダント(当時の「スチュワーデス」)で、古舘アナがハワイに仕事で出向いた際に機内で知り合ったということです。
そして息子は、歌手で俳優の古舘佑太郎さん。
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」に和菓子屋「柏木堂」店主・柏木一郎の息子・ヤスハル役で出演していたことが話題になった人物です。
また、2015年3月で活動を停止したバンド「The SALOVERS」のボーカルも務めていました。
フリーアナウンサー古舘伊知郎の長男・古舘佑太郎がNHK連続テレビ小説「ひよっこ」に出演することが26日に発表され、話題になっている。
12年で務めた「報ステ」を降板した理由
2016年3月31日の放送を最後に古舘伊知郎キャスターが降板したテレビ朝日「報道ステーション」
降板となる最終日に彼が視聴者に送った8分間のメッセージは圧巻の一言。
普段は批判的な意見が目立つネットを中心とした書き込みも古舘キャスターのメッセージには心を動かされたようです。
3月31日の放送されたテレビ朝日系列の『報道ステーション』で、12年間司会を務めた古舘伊知郎が、番組のラストに約8分近くの長尺で最後の挨拶を行った。
さて、古舘伊知郎キャスターが報道ステーションを降板することになった理由についてです。
2015年12月24日にテレビ朝日から降板が発表されると、政治的な圧力を疑う陰謀論や局・スタッフとの仲違いなど様々な憶測を呼びました。
他局の報道番組に比べるとキャスターがある程度自由に発言をしていた印象が強かったこともそんな憶測の一因でしょう。
定期的に報じられる「傍若無人で好き放題」という印象を与える記事も同様です。
良くも悪くも社会に多大な影響を持つ番組の人気キャスターの降板は、それ自体がニュースとなったわけです。
実際に古舘伊知郎キャスターが最終出演日に語ったメッセージの中は、それらの降板理由を否定。
『正直申すと、窮屈になってきた』と語る通り、思った通りの番組作りが出来なかったという不満点があったことも明らかとなりましたが、『12年、苦労してやらせて頂いたという、ささやかな自負もありましたので、テレビ朝日にお願いをして『退かせてください』という事を言いました。これが真相です』と彼自身から降板を申し出た旨が語られました。
ただし、一部では彼が降板を決意した背景には妻の存在があるのではないかと報じられています。
これほど世間に大きな影響力を持つ番組でキャスターを務めるということは並大抵のプレッシャーではなく、古舘キャスターは帰宅すると疲労困憊。
平日は深夜の帰宅で、週末も資料に目を通し取材で不在の事も多々あったと言います。
そんな多大なプレッシャーの中に居る彼の身体的・精神的な健康状態に危機感を抱いた妻が、古舘キャスターに『降板して欲しい』と、ササインと判を押した離婚届を突きつけて迫ったというのです。
2020年の東京オリンピックまでは続けたかった古舘キャスターもこれには折れるしかなかった。
これが、降板の背後に妻の存在が居たという説です。
実は古舘さん、奥さんから“もう今年限りで辞めて”と迫られていたんです
「けものフレンズ」で炎上
話は変わって古舘伊知郎アナの炎上案件です。
「けものフレンズ」というのは、動物をモチーフにしたアニメのことです。
元はスマートフォン向けのゲームで、その後アニメ化された作品なのですが、このアニメが社会現象のレベルまでヒットしました。
ニュースで取り上げられる機会もあったので、見たことが無くても知っている人はいるでしょう。
一見すると、「けものフレンズ」と「古舘伊知郎」には何の関連性もなさそうです。
ところが、2017年4月21日に放送されたニッポン放送「古舘伊知郎のオールナイトニッポンGOLD」での発言が大炎上したのです。
ラジオ放送と同日のテレビ朝日「ミュージックステーション」には、この「けものフレンズ」の楽曲を歌う同作品で声を演じる女性声優たちで結成されたユニット「どうぶつビスケッツ×PPP 」が出演。
古舘キャスターは、彼女たちの歌や振る舞いに対して『ギンギンいらつくような声』と批判を行いました。
また、Mスタの司会・タモリさんが女性声優に対して『「何なんだよ」と言った』とも発言しています。
前者の『ギンギンいらつくような声』は、個人の感想なので一概に否定はしませんが、当然のことながらファンを始めネット上には批判が殺到。
後者のタモリさんの発言については、実は「そんなやり取りはなかった」ことが発覚し「古舘が捏造で"けものフレンズ"を批判した」と大炎上に発展したのです。
話はこれで終わってはいません。
古舘アナが出演するテレビ東京の番組「おしゃべりオジサンと怒れる女」ですが、実はこの番組のナレーションを担当していたのが「けものフレンズ」で主役を演じていた声優の尾崎由香さんだったことから、同番組でこれまでの発言について謝罪するに至りました。
しかし、謝罪には「捏造した批判」には触れられておらず、謝罪をしたのにも関わらず『アニメソング興味ないから』と口を滑らせるといったことから火に油を注ぐ結果に。
ネット上では再び大炎上となりました。
報道ステーション降板以降、バラエティなどに積極的な古舘アナですが、どれも視聴率が芳しくないことはが何度か週刊誌に取り上げられています。
もしかしたら、彼は自身への関心をひいて番組視聴率に反映させるために敢えて炎上を狙った・・・のかもしれません。
フリーアナウンサーの古舘伊知郎(62)が13日深夜放送の「おしゃべりオジサンと怒れる女」(テレビ東京)に出演し、炎上している人気アニメ「けものフレンズ」についての発言を謝罪した。
投稿日 2017/06/15 更新日