タモリ

「タモリステーション」はテレビ朝日系列の特別番組。司会のタモリを中心に旬のテーマを深く掘り下げていくというコンセプトで新たに制作されたSP番組である。取り上げるテーマのジャンルは放送ごとに異なっており、スポーツから国際紛争まで様々と言える。2022年1月28日放送の第1弾は「二刀流・大谷翔平」がテーマ。ゲストには王貞治や栗山英樹といった球界関係者のほか、女優・天海祐希が出演した。最新放送回は2022年7月1日の第3弾。「タモリ、カーリングを勉強する。」と題し、北海道・常呂町のロケではタモリがカーリングに挑戦する。

「タモリ倶楽部」は1982年10月9日よりテレビ朝日系列で放送されている深夜のバラエティ番組。1981年10月4日～1982年9月26日まで放送された「夕刊タモリ!こちらデス」を受け継ぐ形でスタートしており、「元祖脱力系番組」のコンセプト通りに「ゆるさ／適当さ」が番組のウリとなっている。既に番組開始から40年近くが経っている長寿番組。2020年4月25日の放送で1800回を迎えた。番組は基本的に「メイン企画」と「空耳アワー」で構成。低予算番組を謳っており、ロケ収録が基本で「空耳アワー」などもロケ先を間借りして行われるなど番組の”ゆるさ”を演出する要素の一端を担っている。「笑っていいとも！」が放送されていた時代にはタモリのスケジュールの都合でロケは東京、および近郊のみとなっていたが終了後は東京を離れての遠征ロケも見られるようになっている。なお、新型コロナウイルスの感染拡大以降は外出ロケではなく、テレビ朝日社屋を使った室内ロケで対応されている。

「世にも奇妙な物語」はフジテレビ系列のオムニバス形式によるホラーチックなドラマ番組である。1990年4月からレギュラー番組がスタートし、1992年9月までに全3シリーズが放送された。レギュラー放送終了後は特番として定期的に放送が行われており、「春の特別編」「秋の特別編」を中心に「冬」や「真夏」「七夕」、「〇周年」など季節の変わり目や節目に番組が編成される。オープニング、エンディング、および各ストーリーの幕間にはストーリーテラー（語り部）のタモリが出演。タモリは番組初期から出演している、同番組の顔と言える存在である。最新放送は、2021年11月6日（土）21:00～23:10に放送される「世にも奇妙な物語 '21 秋の特別編」。「優等生」「スキップ」「ふっかつのじゅもん」「金の卵」4つのストーリーで構成されている。

「FNN報道スペシャル 平成の大晦日 令和につなぐテレビ」はフジテレビ系列で放送される報道特番。翌日から「令和」への改元を控えた平成最後となる日に放送される6時間半の生番組（平成31年4月30日 18:30 ～ 令和元年5月1日 0:55）。令和への改元を前に、天皇皇后両陛下のこれまでの歩みを独自の映像や関係者からの秘蔵エピソードと共に紹介。翌5月1日以降の新たな皇室はどのように作られていくのかなどを独自取材で明らかにしていくという、まさ平成にとっての”大晦日”、「平成⇒令和」の改元特番である。番組総合司会は平成26年に番組が終了した「笑っていいとも！」の司会者であるタモリ。その他フジテレビの女子アナがキャスターとして出演。さらに番組内では天皇陛下・皇后陛下の物語をドラマ化した「プリンセス美智子さま物語　知られざる愛と苦悩の軌跡（仮）」を放送。主演はタモリと同じ事務所に所属する女優・永作博美が務める。この記事では「FNN報道スペシャル 平成の大晦日 令和につなぐテレビ」の出演者情報を中心にまとめた。

「ミュージックステーション」は1986年から放送が開始されたテレビ朝日の長寿音楽番組。若年層をメインターゲットにしているため出演アーティストも若者向けになっている。司会はタモリ、サブの司会はテレビ朝日の女子アナが担当している。タモリは2代目の司会で、開始当初から半年ほどは関口宏が務めていた。サブ司会者のテレビ朝日女子アナは2018年10月より10代目・2018年入社の並木万里菜アナが務める。この記事では「ミュージックステーション」の現在の司会者・サブ司会者、そして歴代の司会者・サブ司会者・スタジオサブを務めたタレント・アナウンサーについてまとめている。