フジテレビ系バラエティ

「芸人記者 ニュースマン」はフジテレビのバラエティ番組。2021年3月14日（日）20:00～21:54放送。バラエティで活躍する芸人たちが”記者”となってニュースで取り上げられる話題や疑問を深く取材することで、ニュースでは報じられたなった核心部分に迫っていくという社会は情報バラエティである。番組MCは爆笑問題・太田光とメイプル超合金・カズレーザー。ティモンディ、エイトブリッジ、納言、錦鯉といった人気芸人たちがニュース取材のプレゼンターとして出演。ゲストにはバラエティタレントからワイドショーコメンテーター、新型コロナ専門家などが名を連ねる。また、太田光は新型コロナ分科会の尾身茂会長とガチ対談を行っており、番組の見どころのひとつとなっている。

「トークィーンズ」はフジテレビのトークバラエティ番組。テレビで人気の高い女性タレントたちが集結し最強軍団「トークィーンズ」として男性タレントをゲストに迎えトークを展開。次々と質問攻めとなる男性ゲストは、その意外な一面を次々と明らかにしていく。2020年11月18日と25日に深夜番組として関東ローカルで放送。第2弾は2021年3月13日に土曜のプライムタイム全国ネット放送へと昇格した。「トークィーンズ」として番組に参加する女性タレントは、いとうあさこ・指原莉乃・若槻千夏・ファーストサマーウイカ・生見愛瑠を中心にお笑い芸人やバラエティタレントで占められている。過去4度の特番放送を経て2022年4月より「アウト×デラックス」の後番組としてレギュラー放送がスタート。レギュラーMCは、指原莉乃＆いとうあさこが務める。

「アニマルリスペクトTV 動物さまの言うとおり」はテレビ静岡の制作による動物バラエティ番組。恋愛や人間関係、子育てといった現代人の悩みの数々に対して、動物の生態や行動などから学んだテクニックを解決のヒントにしていこうというコンセプトの一風変わった動物番組である。番組MCはアンタッチャブルが担当。2021年3月7日の16:05～17:20にフジテレビ系列の全国ネットで第1弾を放送された。最新回・第2弾は2022年3月6日放送。ゲストには矢田亜希子、狩野英孝、朝日奈央、あばれる君らが出演し、テーマとなる動物は「ゾウ」「パンダ」「ペンギン」などの行動・生態が取り上げられる。

「ザ・白黒リベンジャーズ」はフジテレビ系列のバラエティ番組。2020年2月14日（日）20:00～21:54放送。同番組は、詐欺師やトラブルを引き起こす迷惑な人物たちに対して、被害者が弁護士や探偵などの助力を得て正当な手段で復讐する模様を紹介する犯罪ドキュメント系のバラエティである。また、被害者がトラブルに巻き込まれた当時の様子を人気芸人たちによる再現ドラマで説明するなど、近年流行している「芸人×再現VTR」の要素も盛り込まれている。MCはお笑いコンビのチョコレートプラネット。ゲストには森泉、菊地亜美、高橋みなみといったバラエティでおなじみのタレントが出演。再現VTRには「THE W 2020」優勝の吉住や人気急上昇のラランド、空気階段をはじめ多数の芸人が登場する。

「超絶!THE空中サバイバル」はフジテレビの映像バラエティ特番。2021年2月7日（日）19:00～21:54放送。数ある映像系バラエティの中でも、同番組は「空中」にテーマを絞った番組。世界中の飛行機・戦闘機やドローン、パラグライダーに至るまで様々な飛行物体の爆笑＆衝撃の映像を元にその出来事を掘り下げていく。MCはお笑いコンビ・かまいたち。ゲストには朝日奈央やNMB48・渋谷凪咲、さらに元サッカー日本代表の内田篤人、人気の若手俳優から池間夏海や井上拓哉らが出演する。

「千鳥の鬼レンチャン」はフジテレビ系列のバラエティ番組。同番組は「連荘（レンチャン）」をテーマとしているが、連荘とは麻雀用語が転じた「物事の連続性」を意味する言葉である。出場者が特定のテーマに沿った「連続のクリア・連続の正解」にチャレンジし、より多くの連荘を重ねた方が勝利となるゲームバラエティが舗装内容となっている。MCはお笑いコンビ「千鳥」と「かまいたち」。2020年10月9日に第1弾を放送。以降、4度の特番が制作され「サビだけカラオケ」を中心に「ディズニークイズ」や「中継レンチャン」といった企画が展開された。2022年5月よりレギュラー放送がスタート。初回放送は「サビだけカラオケ！初回３時間ＳＰ」。

「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」はフジテレビで不定期に放送されているバラエティ特番。ピアノや書道、卓球などのスポーツといった趣味や特技で芸能人が競い合い一番（TEPPEN）を決めるという競技型のバラエティ番組である。スポーツに特化し身体能力を競う番組はいくつも存在するが、文化的なジャンルも含めて競技化しているのが「TEPPEN」の特徴と言える。2010年8月に第1回が放送され、ピアノ・卓球・剣道・絵画でのバトルが繰り広げれたのが始まり。以降、ピアノでの競い合いを主軸に放送ごとに競技種目を入れ替えて年2回のペースで放送が継続している。回を重ねるごとに出場者が増加しており番組の規模は拡大傾向にある。また出演者は俳優・女優・芸人・アーティスト・フリーアナウンサー、さらにはフジテレビのアナウンサーが参加することもある。最新の放送回は2022年2月5日放送、土曜プレミアム「TEPPEN2022冬」。前回同様、今回もピアノとダンスの2種でTEPPENを競い合う。

「逃走中」及び「戦闘中」はフジテレビ系列で不定期に放送されるバラエティ特番のシリーズ。どちらの番組も出演者が決められたルールでミッションをクリアし、最終的に生き残って賞金獲得を狙うレクリエーション系のゲームバラエティである。「逃走中」は2004年から特番として放送がスタート。オリジナルのドラマ設定と広範囲で展開される鬼ごっこを組み合わせた内容が特徴で、「逃走中」はドラマ設定上「未来世界からの介入により現代で”逃走中”というゲームが実施されている」ということになっている。「逃走中」のゲーム概要は「多数の芸能人が逃走者となり毎回異なるエリアを舞台にハンターの追跡を回避してゲーム時間を逃げ切り賞金を獲得」というものである。ゲーム時間が進行していくと様々なイベント・トラップが発生し逃走者を妨害したり、自首と呼ばれる”それまでの獲得賞金を確保した状態でゲームオーバーになる”といった様々な趣向が施されている。「戦闘中」は「逃走中」の姉妹番組として2012年にスタート。「逃走中」との最大の違いは「逃走」ではなく「戦闘」を行う点にあり、参加プレイヤーは互いが倒すべき敵という存在である。「逃走中」に比べ「戦闘中」は放送頻度が低く、2017年以降は数年に1回のペースでの放送となっている。「超速シッポとりバトル！モノノケハント」は、同じく「逃走中」スタッフの手掛ける新たなゲームバラエティ。プレイヤーが逃げる「逃走中」、プレイヤーが戦う「戦闘中」に対し、「モノノケハント」はプレイヤーが「狩り」を行い、逃げる”モノノケ（に扮するパルクール・アスリート）”から尻尾の獲得を目指し最終的な勝敗を決する。

「さんタク」はフジテレビ系列のバラエティ特番。明石家さんまと木村拓哉の冠トーク番組である。「明石家さんまと木村拓哉がやりたいことをやる」というコンセプトで2003年に新春特番としてスタート。2011年までは1月3日放送だったが2012年より1月1日放送となった。また、基本的に毎年1月放送だが、例外的に1月以外に放送されることもある。最新放送は2022年1月1日の第20弾。「ふたりで奇跡を超えることができる？」「ふたりで初詣バレずにお参りできる？」「木村のお座敷遊び初体験」などの企画を中心に番組が放送される。

「宮根誠司の日本もうけ話」はフジテレビ系列の情報バラエティ特番。2019年12月30日に年末特番として放送された「お金」や「ビジネス」をテーマとしており、1年を振り返りヒットした商品や稼いだ人・企業などを取り上げ、そのお金儲けのロジックやビジネススキームを深堀していく。MCにはフリーアナウンサーの宮根誠司を起用しており、（バラエティ的な意味で）金に汚いキャラクターイメージを持つ宮根誠司に相応しい番組と言える。最新放送は2021年12月30日の第3弾。第3弾では、激安スーパー「オーケー」「業務スーパー」、横浜高島屋のデパ地下などを取り上げる

「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー」は1990年から放送されているフジテレビ系列の年末クリスマス特番。お笑い芸人・明石家さんまとフリーアナウンサー・八木亜希子が司会を務める生放送の視聴者参加型バラエティ。予め視聴者の「不幸話」を募集し、番組放送時間内にさんまが投稿者に電話をして「その話が面白ければ合格、豪華賞品をプレゼントする」というものである。番組の放送開始初期は「明石家サンタの史上最大のプレゼントショー」というタイトルで季節を問わず不定期に放送。その後、1992年以降は12月のみの、さらに1997年以降は毎年12月24日の深夜放送で固定されるようになった。出演者は先述の通りMCの明石家さんまと八木亜希子。さらに毎年レギュラーとして村上ショージ、松尾伴内、木田優夫の3名が登場し、さらに2016年以降はマツコ・デラックスも何らかの形でレギュラー出演を行っている。番組の最新放送は2021年12月24日「明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー2021」。

「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞」はフジテレビが1983年から放送している「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」のリニューアルバージョンである。プロ野球の試合中に起きた面白いプレーや乱闘、抗議シーン、名プレー、また場外での野球選手にまつわる出来事などをまとめて紹介していくプロ野球に特化した内容。元々はメジャーリーグの面白いプレーにフリーアナウンサーの”みのもんた”が軽妙なナレーションを付けて試験的に放送したものが好評だったために番組として独立したことが出発点となっている。2005年を最後に番組はいったん終了していたが、2010年に日曜昼の特番として復活。最新放送は2020年12月13日の「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2020 全集中 珍プレー誕生の地へ 時を戻そうSP」。同放送は昨年までとは異なり新型コロナウイルス対策のため一部の出演者はリモートによる登場となっている。またサブMCの山崎弘也も2020年は単独ではなく、柴田英嗣と共にアンタッチャブルとして出演している。