一般バラエティ番組

「欽ちゃん＆香取慎吾の全日本仮装大賞」は、日本テレビ系列で毎年1回放送されている視聴者参加型の仮装大会である。歴史は古く、第1回は1979年12月31日に年末特番として「欽ちゃんの紅白歌合戦をぶっ飛ばせ!第1回全日本仮装大賞〜なんかやら仮そう!〜」というタイトルで放送された。番組名「仮装大賞」の名の通り、地方予選を勝ち上がた視聴者が本選で「仮装」作品の内容を競うというもの。年々、仮装のレベルは上昇しており、国内最大＆唯一の仮装番組となっている。開催会場は毎年異なっており、過去には東京ビッグサイトや幕張メッセで行われていたが、近年は東京の蒲田にある片柳アリーナが使われる。司会は第1回から一貫してコメディアンの萩本欽一が担当。2002年からは元SMAPの香取慎吾が加わり、番組名も「欽ちゃん&香取慎吾の～」とW冠番組となった。最新の放送は2021年2月6日「欽ちゃん&香取慎吾の第98回全日本仮装大賞」。同放送はコロナ渦における新しい番組の形として「一人または同居する家族での仮装」に限定した内容となっており、全25作品が登場する。

「千鳥の鬼レンチャン」はフジテレビ系列のバラエティ番組。同番組は「連荘（レンチャン）」をテーマとしているが、連荘とは麻雀用語が転じた「物事の連続性」を意味する言葉である。出場者が特定のテーマに沿った「連続のクリア・連続の正解」にチャレンジし、より多くの連荘を重ねた方が勝利となるゲームバラエティが舗装内容となっている。MCはお笑いコンビ「千鳥」と「かまいたち」。2020年10月9日に第1弾を放送。以降、4度の特番が制作され「サビだけカラオケ」を中心に「ディズニークイズ」や「中継レンチャン」といった企画が展開された。2022年5月よりレギュラー放送がスタート。初回放送は「サビだけカラオケ！初回３時間ＳＰ」。

「芸能界特技王決定戦 TEPPEN」はフジテレビで不定期に放送されているバラエティ特番。ピアノや書道、卓球などのスポーツといった趣味や特技で芸能人が競い合い一番（TEPPEN）を決めるという競技型のバラエティ番組である。スポーツに特化し身体能力を競う番組はいくつも存在するが、文化的なジャンルも含めて競技化しているのが「TEPPEN」の特徴と言える。2010年8月に第1回が放送され、ピアノ・卓球・剣道・絵画でのバトルが繰り広げれたのが始まり。以降、ピアノでの競い合いを主軸に放送ごとに競技種目を入れ替えて年2回のペースで放送が継続している。回を重ねるごとに出場者が増加しており番組の規模は拡大傾向にある。また出演者は俳優・女優・芸人・アーティスト・フリーアナウンサー、さらにはフジテレビのアナウンサーが参加することもある。最新の放送回は2022年2月5日放送、土曜プレミアム「TEPPEN2022冬」。前回同様、今回もピアノとダンスの2種でTEPPENを競い合う。

「光の先には何がある！？突撃解明！なんて光だ」は日本テレビ系列のバラエティ特番。2021年1月23日放送、制作は長崎国際テレビ。福井県の「街中に浮かぶ巨大なピンクの光」や長崎県の「地上絵のような青い光」、埼玉県の「山奥で浮遊する幻想的な七色の光」など日本各地の「謎の光」の正体をお笑い芸人たちが解明する謎解きバラエティとなっている。MCはバイきんぐ・小峠英二。アシスタントは日向坂46・富田鈴花が務め、各地の光を調査するのはくっきー、トレンディエンジェル、ナダルといった人気芸人たちである。

「1億3000万人のSHOWチャンネル」は日本テレビ系列のバラエティ番組。2010年4月24日～2020年12月26日まで放送されていた「嵐にしやがれ」の後継番組として2021年1月16日にスタート。MCの櫻井翔 は「嵐にしやがれ」から引き続き同時間帯を担当する。同番組は『みんなの「やりたい」にチャレンジする放送局」をコンセプトとしており、芸能人や一般人の願望やコンプレックスの克服などに挑む様子を紹介していく。2021年1月16日の初回は開局2時間SP。櫻井翔が国際宇宙ステーションの野口聡一と中継を繋げるほか、人生初のバク転に挑戦。そのほか、企画挑戦ゲストとして有働由美子、北川景子、児嶋一哉、滝沢カレンらも登場する。

「笑神様は突然に・・・」は日本テレビで不定期に放送されるバラエティ特番である。2012年7月28日に第1回が放送されスタート。2013年4月～2015年9月までは金曜日のゴールデンタイムにレギュラー放送が行われていた。番組は「仲の良い芸能人のプライベートに密着して”笑いの神様”が降臨する瞬間を紹介するというものだが、基本的にはロケVTRが主体のオーソドックスなバラエティである。レギュラー放送終了後は年に2～3回ほどのペースで特番として放送されている。最新放送は2021年9月19日「笑神様は突然に 金メダリストからイケメン俳優、アイドルまで豪華参戦ＳＰ」。

「はじめてのおつかい」シリーズは日本テレビ系列で1991年から放送されているバラエティ特番。概ね2歳～4歳くらいの子供が、ひとり（または兄妹・姉妹）で「初めてのお使い」に挑戦。その模様をドキュメントタッチで紹介していくという内容である。そもそもは1988年～1994年まで放送されていた情報番組「追跡」のコーナーだったが、番組として独立して放送されるようになった。近年では、年2回、1月と7月に新作を放送。MCは所ジョージと森口博子が務め、さらにゲストには俳優・お笑い芸人・アスリートなど各ジャンルのタレントが出演。スタジオ出演ゲストのうち、ひとりは子供が「おつかい」にチャレンジすることが多く、その様子も他の子どもと共にVTR放送される。最新放送は2022年7月16日「はじめてのおつかい！真夏の大冒険スペシャル2022」。スタジオゲストは飯尾和樹、長谷川京子、林遣都、イモトアヤコが出演する。

「さんタク」はフジテレビ系列のバラエティ特番。明石家さんまと木村拓哉の冠トーク番組である。「明石家さんまと木村拓哉がやりたいことをやる」というコンセプトで2003年に新春特番としてスタート。2011年までは1月3日放送だったが2012年より1月1日放送となった。また、基本的に毎年1月放送だが、例外的に1月以外に放送されることもある。最新放送は2022年1月1日の第20弾。「ふたりで奇跡を超えることができる？」「ふたりで初詣バレずにお参りできる？」「木村のお座敷遊び初体験」などの企画を中心に番組が放送される。

「おしょうバズTV」はテレビ朝日系列の新春バラエティ特番。2020年まで放送されていた「志村&所の戦うお正月」が志村けんの逝去によって唐突に打ち切られることとなり、その後継番組として2021年1月1日にスタート。家電、人、常識、パッケージなど時代によって移り変わっていくものを様々な角度から観察する家族で楽しめる正月バラエティというコンセプトの番組となっている。MCは前番組から所ジョージが続投し、新たにお笑いコンビ・バナナマンを起用した。