ANN(旧アナウンサーNewsこむ) - テレビ・ラジオ・ネットの出演者を調べよう!

NHK&AbemaTV「大相撲中継 2020年 七月場所」実況アナ&解説者一覧【番付表付き】

「大相撲 2020年 七月場所」は2020年7月19日(日)~2020年8月2日(日)まで「東京・両国国技館」で開催。

テレビ、及びラジオ中継はNHK総合・NHK BS1・NHKラジオ第1、そしてNHK BS8Kが担当、インターネット放送の「AbemaTV」では早朝8:00頃より序ノロの取組から中継という他場所と同様のメディア体制となっている。

NHKの中継は実況をNHK男性アナウンサー、解説を大相撲協会に所属する親方が担当。
AbemaTVでは実況をフリーのスポーツアナウンサー、週末の解説は元横綱の若乃花こと花田虎上が務める。

またAbemaTVの放送における平日の解説者は、東京場所と地方場所で出演者が異なる。
両国国技館での場所の際には大相撲協会の親方が出演するが、地方場所の際には親方は業務についている。
AbemaTVは地方場所の放送を東京のスタジオで行うため、平日の解説については元大相撲力士が出演することとなる。

2020年七月場所は本来、愛知県名古屋市で開催されるのが通例だが、新型コロナウィルスの影響が払拭されない中での場所のため会場を東京・両国国技館に変更して行わら得る。

当初、七月場所も三月場所と同様に「無観客開催」の予定だったが、最終的に上限(2500人)を設けた上での観客動員による開催に決定した。

また三月場所では「一人でも感染者が出たら即中止」とされていたが、七月場所では「感染者が出ても即中止にはならない」と芝田山広報部長より発表されている。

この記事ではNHK、及びAbemaTVの「大相撲 2020年 七月場所」中継における実況アナウンサーや解説者の情報を掲載する。

なお、担当アナウンサーや解説者が空欄の場合は情報が確定次第更新していく。

目次

「2020年 七月場所」幕内&十両 番付表

2020年七月場所の番付と2020年三月場所からの番付変動を一覧でまとめた

※2020年五月場所は中止となったため番付変動は三月場所からの内容を示す

幕内

変動番付西変動
-白鵬 翔横綱鶴竜 力三郎 -
モンゴル / 宮城野モンゴル / 陸奥
-貴景勝 光信大関朝乃山 英樹↑(関脇)
兵庫県 / 千賀ノ浦富山県 / 高砂
↑(半)正代 直也関脇御嶽海 久司↑(前3)
熊本県 / 時津風長野県 / 出羽海
↑(前1)大栄翔 勇人小結隠岐の海 歩↑(前2)
埼玉県 / 追手風島根県 / 八角
↓(小結)遠藤 聖大前頭筆頭豊山 亮太↑(前9)
石川県 / 追手風新潟県 / 時津風
↑(前9)隆の勝 伸明前頭二枚目阿武咲 奎也↑(前5)
千葉県 / 千賀ノ浦青森県 / 阿武松
↑(前7)宝富士 大輔前頭三枚目霧馬山 鐵雄↑(前3)
青森県 / 伊勢ヶ濱モンゴル / 陸奥
↑(前6)輝 大士前頭四枚目碧山 亘右↑(前13)
石川県 / 高田川ブルガリア / 春日野
↓(前4)阿炎 政虎前頭五枚目北勝富士 大輝↓(小結)
埼玉県 / 錣山埼玉県 / 八角
↓(前4)炎鵬 晃前頭六枚目竜電 剛至↓(前5)
石川県 / 宮城野山梨県 / 高田川
↓(前11)照強 翔輝前頭七枚目徳勝龍 誠↓(前2)
兵庫県 / 伊勢ヶ濱奈良県 / 木瀬
↑(前12)石浦 将勝前頭八枚目千代大龍 秀政↑(前11)
鳥取県 / 宮城野東京都 / 九重
↓(前7)玉鷲 一朗前頭九枚目勢 翔太↑(前12)
モンゴル / 片男波大阪府 / 伊勢ノ海
↑(前14)魁聖 一郎前頭十枚目妙義龍 泰成↓(前6)
ブラジル / 友綱兵庫県 / 境川
↑(前16)志摩ノ海 航洋前頭十一枚目栃ノ心 剛史↓(前9)
三重県 / 木瀬ジョージア / 春日野
↓(前10)佐田の海 貴士前頭十二枚目松鳳山 裕也↓(前8)
熊本県 / 境川福岡県 / 二所ノ関
↓(前1)高安 晃前頭十三枚目琴ノ若 傑太↑(前18)
茨城県 / 田子ノ浦千葉県 / 佐渡ヶ嶽
↓(前13)琴奨菊 和弘前頭十四枚目若隆景 渥↑(十2)
福岡県 / 佐渡ヶ嶽福島県 / 荒汐
↑(十6)琴勝峰 吉成前頭十五枚目千代丸 一樹-
千葉県 / 佐渡ヶ嶽鹿児島県 / 九重
↓(前14)錦木 徹也前頭十六枚目琴恵光 充憲↑(十5)
岩手県 / 伊勢ノ海宮崎県 / 佐渡ヶ嶽
↑(十3)照ノ富士 春雄前頭十七枚目琴勇輝 一巖↑(十頭)
モンゴル / 伊勢ヶ濱香川県 / 佐渡ヶ嶽

十両

変動番付西変動
↓(前17)明生 力十両筆頭千代翔馬 富士雄↑(十2)
鹿児島県 / 立浪モンゴル / 九重
↑(十4)翔猿 正也十両二枚目栃煌山 雄一郎 ※引退↓(前10)
東京都 / 追手風高知県 / 春日野
↓(前16)東龍 強十両三枚目旭秀鵬 滉規↑(十5)
モンゴル / 玉ノ井モンゴル / 友綱
↓(前17)大奄美 元規十両四枚目英乃海 拓也↑(十1)
鹿児島県 / 追手風東京都 / 木瀬
↑(十8)旭大星 託也十両五枚目逸ノ城 駿↑(十8)
北海道 / 友綱モンゴル / 湊
↑(十9)豊昇龍 智勝十両六枚目白鷹山 亨将↑(十12)
モンゴル / 立浪山形県 / 高田川
↓(十4)大翔丸 翔伍十両七枚目剣翔 桃太郎↓(前15)
大阪府 / 追手風東京都 / 追手風
↑(十11)若元春 港十両八枚目千代鳳 祐樹↑(十14)
福島県 / 荒汐鹿児島県 / 九重
↑(十14)明瀬山 光彦十両九枚目美ノ海 義久↓(十7)
愛知県 / 木瀬沖縄県 / 木瀬
↓(十3)大翔鵬 清洋十両十枚目朝弁慶 大吉↑(幕3)
モンゴル / 追手風神奈川県 / 高砂
↑(幕3)富士東 和佳十両十一枚目木崎海 伸之助↓(十9)
東京都 / 玉ノ井沖縄県 / 木瀬
↓(十11)翠富士 一成十両十二枚目千代ノ皇 王代仁↑(幕4)
静岡県 / 伊勢ヶ濱鹿児島県 / 九重
↓(十10)貴源治 賢十両十三枚目天空海 翔馬↓(十6)
栃木県 / 千賀ノ浦茨城県 / 立浪
↓(十13)千代の海 明太郎十両十四枚目水戸龍 聖之↓(十7)
高知県 / 九重モンゴル / 錦戸

【NHK】主な出演者

中継出演者一覧

メディア取組アナウンサー【正面】解説【向正面】解説
≪初日≫2020年7月19日
TV幕下小林陽広熊ケ谷(元玉飛鳥)
十両厚井大樹若藤(元皇司)
幕内太田雅英北の富士勝昭舞の海秀平
ラジオ沢田石和樹立田山(元薩洲洋)
≪二日目≫2020年7月20日
TV幕下高木優吾音羽山(元天鎧鵬)
十両三瓶宏志高崎(元金開山)
幕内三輪洋雄高砂(元朝潮)富士ヶ根(元大善)
ラジオ佐藤洋之陸奥(元霧島)
≪三日目≫2020年7月21日
TV幕下太田雅英錦島(元朝赤龍)
十両大坂敏久立田山(元薩洲洋)
幕内船岡久嗣鏡山(元多賀竜)佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)
ラジオ高木優吾北の富士勝昭
吉田賢
≪四日目≫2020年7月22日
TV幕下戸部眞輔松ヶ根(元玉力道)
十両小林陽広枝川(元蒼樹山)
幕内沢田石和樹芝田山(元大乃国)舞の海秀平
ラジオ三瓶宏志雷(元垣添)
≪五日目≫2020年7月23日
TV幕下三輪洋雄荒汐(元蒼国来)
十両高木優吾山分(元武雄山)
幕内厚井大樹舞の海秀平井筒(元豊ノ島)
ラジオ船岡久嗣武隈(元豪栄道)
≪六日目≫2020年7月24日
TV幕下小林陽広高崎(元金開山)
十両佐藤洋之甲山(元大碇)
幕内大坂敏久北の富士勝昭立浪(元旭豊)
ラジオ藤井康生二十山(元栃乃花)
≪七日目≫2020年7月25日
TV幕下船岡久嗣佐ノ山(元里山)
十両吉田賢三保ヶ関(元栃栄)
幕内三瓶宏志舞の海秀平錣山(元寺尾)
ラジオ戸部眞輔境川(元両国)
≪八日目≫2020年7月26日
TV幕下大坂敏久若松(元朝乃若)
十両沢田石和樹押尾川(元豪風)
幕内佐藤洋之荒磯(元稀勢の里)稲川(元普天王)
ラジオ三輪洋雄北の富士勝昭
≪九日目≫2020年7月27日
TV幕下厚井大樹岩友(元木村山)
十両太田雅英小野川(元北太樹)
幕内小林陽広春日野(元栃乃和歌)粂川(元琴稲妻)
ラジオ高山大吾舞の海秀平
藤井康生
≪十日目≫2020年7月28日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ
≪十一日目≫2020年7月29日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ
≪十二日目≫2020年7月30日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ
≪十三日目≫2020年7月31日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ
≪十四日目≫2020年8月1日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ
≪千秋楽≫2020年8月2日
TV幕下
十両
幕内
ラジオ

実況アナウンサー

大坂敏久(おおさかとしひさ)

NHKの男性アナウンサー
1998年入局

1975年1月6日生まれ、千葉県千葉市出身、49歳
成城大学経済学部 卒

ギター(作詞・作曲)、音楽鑑賞、俳句と趣味がインドア派

初任地は盛岡放送局
その後、宇都宮や大阪、青森、津、東京アナウンス室、G-Media出向などを経て現在は名古屋放送局に勤務

大相撲を中心にスポーツ中継を全般的に担当している

太田雅英(おおたまさひで)

NHKアナウンサー
1998年入局

1975年10月12日生まれ、神奈川県藤沢市出身の48歳
学習院大学法学部 卒

初任地は熊本放送局、その後は大阪と東京に2度ずつ赴任している

大相撲やサッカー、水泳、高校野球、バスケ、剣道などスポーツ中継を担当
自身は剣道5段の有段者である

厚井大樹(こういだいき)

NHKの男性アナウンサー
2002年入局

1978年8月12日生まれ、東京都出身、45歳
慶應義塾大学商学部 卒

初任地は熊本放送局
その後、高知や千葉、広島を経てグローバルメディアサービスに出向

相撲を筆頭に、アメフトやラグビー、野球などスポーツ中継を中心に担当している

小林陽広(こばやしあきひろ)

NHKの男性アナウンサー
2006年入社

1981年7月3日生まれ、群馬県高崎市出身の42歳
慶應義塾大学理工学部 卒

初任地は福島放送局
その後、長崎・高松を経て東京アナウンス室に勤務

東京以前はニュースからスポーツ、バラエティまで様々な番組を担当していたが、現在はスポーツ実況が中心となっている

佐藤洋之(さとうひろゆき)

NHK男性アナウンサー
1997年入局

1975年1月4日生まれ、千葉県千葉市出身の49歳
早稲田大学教育学部 卒
血液型はA型

初任地は鳥取放送局
その後は熊本・東京・福岡・松山を経て現在は広島放送局に勤務

相撲・サッカー・野球などスポーツ中継を中心に担当する

沢田石和樹(さわだいしかずき)

NHKの男性アナウンサー
2001年入局

1976年5月31日生まれ、北海道美深町出身の47歳
早稲田大学 卒
趣味はフットサル&アイスホッケー

初任地は山形放送局で、その後は釧路や松山、新潟などを経て東京アナウンス室に勤務

主にニュースや各種スポーツを担当し、2014年には大相撲5月場所で幕内の取り組み実況を担当
その他、全豪オープンテニスなど世界的なスポーツイベントの中継にも携わっている

三瓶宏志(さんべこうし)

NHKアナウンサー
1992年入局

1969年5月6日生まれ、福島県南会津郡只見町出身の54歳
血液型はB型
明治大学政治経済学部 卒

初任地は盛岡放送局
その後、仙台や名古屋、福岡、大阪などを経て現在は2度目となる東京アナウンス室に勤務

大相撲を中心としたスポーツを担当

2018年1月16日、同郷・双大竜の引退会見における代表質問で号泣したことが話題となった

高木優吾(たかぎゆうご)

NHKの男性アナウンサー
2010年入局

1986年6月19日生まれ、東京都目黒区出身の37歳
慶應義塾大学文学部 卒

初任地は鹿児島放送局
その後、大津を経て現在は仙台放送局に勤務

主にニュースや野球・相撲などスポーツを担当する

「ゆでたまご」と呼ばれるほどの白い肌がチャームポイントである

高山大吾(たかやまだいご)

NHKの男性アナウンサー
2011年入局

千葉県流山市出身
慶應義塾大学文学部 卒

初任地は大分放送局
その後は、徳島を経て札幌放送局に勤務

入社以来、ニュースや高校野球相撲を始めとするスポーツ中継に携わっている

戸部眞輔(とべしんすけ)

NHKの男性アナウンサー
2005年入局

1982年10月11日生まれ、東京都墨田区向島出身の41歳
早稲田大学 卒

初任地は大分放送局
その後、福井、北九州を経て福岡放送局に勤務

主にローカルニュースやスポーツ実況を担当
スポーツでは大相撲中継やサッカー、高校野球、バスケットボールなど様々なジャンルに携わっている

藤井康生(ふじいやすお)

NHKの男性アナウンサー
1979年入局

1957年1月7日生まれ、岡山県倉敷市出身の67歳
血液型はO型
中央大学法学部 卒

現在は東京アナウンス室に勤務

NHKのベテランスポーツアナウンサー
大相撲や競馬実況を中心に広くスポーツを担当してきている

正面解説「北の富士勝昭」&向正面解説「舞の海秀平」と藤井康生アナの組み合わせによる中継はゴールデントリオと呼ばれる

船岡久嗣(ふなおかひさつぐ)

1975年11月20日生まれ、北海道札幌市出身、48歳
早稲田大学政治経済学部 卒

1999年にNHK入局、初任地は岡山放送局
その後、岐阜や東京、2度の名古屋を経て現在は金沢放送局に勤務

NHK入局以来、主にニュースやスポーツを担当
特に東京アナウンス室に勤務以降は、大相撲・テニス・野球・フィギュアスケート・アメフトなど多種多様なスポーツ中継に携わる

三輪洋雄(みわひろたか)

NHKの男性アナウンサー
2005年入局

1982年7月22日生まれ、北海道出身の41歳
早稲田大学商学部 卒

初任地は富山放送局
その後、鹿児島、秋田を経て現在は大阪放送局に勤務

主にニュースやスポーツを担当
スポーツでは大相撲や高校野球、サッカー、バスケットボール、テニスなどの実況を務めることが多い

吉田賢(よしだまさる)

NHKの男性アナウンサー
1983年入局

1960年5月2日生まれ、広島県尾道市出身の63歳
血液型はAB型
早稲田大学商学部 卒

大相撲を中心にスポーツを担当するNHKのベテランアナウンサー

横綱・貴乃花の現役最後の一番や横綱・朝青龍の7連覇達成、大関・魁皇の通算1000勝達成など大相撲の節目となる一番を担当してきている

解説者

荒磯(あらいそ)

スポーツ報知大相撲ジャーナル2019年2月号増刊 速報 稀勢の里引退

元・稀勢の里、第72代横綱

本名は「萩原寛(はぎわらゆたか)」
1986年7月3日生まれ、茨城県牛久市出身の37歳
身長188cm、血液型はB型

中学卒業後に角界入り
2002年3月に初土俵を踏むと2004年11月場所には新入幕を果たすというスピード昇進となった

2006年に初めて三役に上がると、2009年3月に関脇、2012年1月に大関と2~3年のペースで番付を上がり、2017年3月場所を横綱として迎えることとなった

しかし横綱として迎えた最初の場所中に左肩を負傷
無理を押して強行出場し結果的に優勝を果たすも以降、ケガが完治せずに長期休場を繰り返すこととなった

2019年1月場所で引退
通算成績は800勝496敗97休、幕内最高優勝2回

引退後は年寄「荒磯」を襲名、大相撲解説などにも出演している

荒汐(あらしお)


元蒼国来
最高位は東前頭2枚目

1984年1月9日生まれ、中国・内モンゴル自治区出身の40歳
身長186cm
本名は「エンクー・トプシン」

幼少からモンゴル相撲に親しみ、その後レスリングで中国ジュニアランキング8位の実績を残す

2003年4月、中国を訪れていた荒汐親方に直談判する形で入門
同年9月場所で初土俵を踏んだ

幕下から十両に昇進するまでに時間を要し、初の幕内は入門から約7年後となる

また翌2011年には八百長問題で大相撲協会から解雇処分を受け、その後裁判を経て2013年7月場所に角界へ復帰するという異例の経歴を辿った

2020年3月場所を幕下で迎え全休、同月内に引退
現役時代の通算成績は466勝440敗49休、幕内在位38場所

同時に9代荒汐を襲名、荒汐部屋を継承
中国出身力士では初の年寄襲名となった

雷(いかづち)


元・垣添
最高位は小結

1978年8月12日生まれ、大分県宇佐市出身の45歳
身長177cm
日本体育大学体育学部武道学科 卒

幼少から全国大会で活躍
中学・高校・大学でもそれぞれ相撲部に所属、大学時代には学生横綱となった

2001年9月場所、幕下15枚目格付出でデビュー予定だったがケガにより全休
翌場所から本格的に初土俵を踏んだ

2003年3月場所で十両昇進、同年9月場所には幕内に入幕
以降、三役も経験し長く幕内で活躍した

2012年3月場所をもって引退
生涯戦績は388勝430敗15休

2004年1月場所で11勝をあげ技能賞を受賞
3月場所には小結に昇進したが負け越したことから1場所のみの在位に留まった

井筒(いづつ)


元豊ノ島
最高位は東関脇

1983年6月26日生まれ、高知県宿毛市出身の40歳
身長169cm
宿毛高校 卒

中学・高校と相撲大会で全国に出場して活躍
高校卒業のタイミングとなる2002年1月に時津風部屋に入門

前相撲からのスタートだったが十両昇進までに約2年とスピード出世を果たし、2004年9月場所には初の幕内となった
その後も幕内で順調に番付を上げ2007年5月場所を初の三役で迎えている

長らく幕内で活躍していたが2016年以降はケガに見舞われ番付を大きく落とし幕下陥落を経験
2019年には幕内復帰を果たすなど粘り強さを見せたが2020年3月場所を再び幕下で迎え負け越し、この場所を最後に現役を引退した

引退後は年寄「井筒」を襲名している

現役時代は通算703勝643敗68休、三役在位13場所で、そのうち関脇5場所・小結8場所となった

稲川(いながわ)


元・普天王(ふてんおう)
最高位は小結

本名は内田水(うちだ いづみ)
1980年8月28日生まれ、熊本県玉名郡天水町出身、43歳
身長181cm、血液型はO型

日本大学 卒

大学時代、アマチュア横綱となり2003年1月場所で幕下付出で初土俵
デビュー1年ほどで幕内昇進を果たす

2005年9月場所を新小結として迎えるも在位1場所で降格
以降、三役に上がることなく幕内中位~下位でも相撲が続き、2009年には十両へと陥落した

2011年5月に現役を引退
通算成績は326勝347敗14休

引退後は年寄「稲川」を襲名
テレビの大相撲解説などにも出演している

現役力士で初めて個人ブログを開設した人物と言われている

岩友(いわとも)


元・木村山
最高位は前頭7枚目

本名は木村守(きむら まもる)
1981年7月13日生まれ、和歌山県御坊市出身の42歳
身長182cm、血液型はA型
東洋大学 卒

春日野部屋へ入門、2004年3月場所で初土俵
2008年初場所で十両昇進、同年7月場所で初入幕を果たした

その後は前頭中盤と十両を行き来することが多く、2013年には幕下陥落も経験
2014年1月場所をもって引退となった

生涯成績は343勝328敗7休
引退後は年寄「岩友」を襲名している

枝川(えだがわ)


元・蒼樹山(あおぎやま)
最高位は西前頭筆頭

本名は寺木秀樹(てらき ひでき)
1970年2月18日生まれ、滋賀県彦根市出身、54歳
身長181cm、血液型はB型

1985年3月に初土俵
1993年に新入幕を果たすと十両と幕内を行き来するも次第に幕内に定着していった

2003年11月場所で現役を引退
通算成績は628勝645敗74休

現役時代は横綱・貴乃花から2個の金星を挙げている
また1998年1月場所では前頭5枚目ながら「これより三役」を務めた経験を持つ稀有な力士である

押尾川(おしおがわ)


元・豪風
最高位は関脇

1979年6月21日生まれ、秋田県北秋田市出身の44歳
身長171cm、血液型はAB型
中央大学 卒

中学を除き学生時代は相撲部に所属
大学時代は学生横綱を獲得、卒業後に角界入りを果たし2002年5月場所に幕下15枚目格付出で初土俵を踏んだ

2場所で十両に昇進、さらに3場所で新入幕とスピード昇進を果たす

2014年には最高位となる西関脇も経験

2019年1月場所で引退
生涯戦績は687勝746敗46休

幕内在位86場所、うち三役を3場所務めた
敢闘賞を2度受賞、2008年には横綱・日馬富士から金星を挙げている

音羽山(おとわやま)


元・天鎧鵬
最高位は前頭8枚目

本名は「南貴由輝(みなみたかゆき)」
1984年10月14日生まれ、熊本県玉名市出身の39歳
身長183cm、血液型はA型
日本大学 卒

大学から角界入り、2007年1月に前相撲からスタート
その後着実に勝利を重ね2011年7月場所を新十両として迎え2012年1月には幕内に昇進した

幕内下位と十両の行き来が続き、2013年11月場所は前頭8枚目で迎えたが2勝13敗と大きく負け越す
以降、多くの場所を十両で過ごし2016年には幕下陥落してしまった

2019年3月に引退、生涯成績は367勝365敗4休

2013年にTBS「ぴったんこカン・カン」の「横綱・日馬富士率いる総勢19名大相撲軍団 新年会スペシャル」に出演
「手を使わないビールの一気飲み」を披露した

2020年2月より年寄名跡を「秀ノ山」から「音羽山」に変更している

小野川(おのがわ)


元・北太樹(きたたいき)
最高位は前頭2枚目

本名は讃岐明義(さぬき あけよし)
1982年10月5日生まれ、東京都町田市出身、41歳
身長184cm、血液型はB型

中学卒業後に角界入り
1998年3月場所で初土俵を踏むと2002年11月に幕下、2007年7月に十両、2008年9月に幕内へとそれぞれ昇進を果たす

2018年1月場所に現役を引退
通算成績は649勝649敗2休、幕内在位38場所、十両在位22場所で十両優勝を2度果たした

引退後は年寄「小野川」を襲名している

鏡山(かがみやま)


元・多賀竜(たがりゅう)
最高位は関脇

本名は黒谷 昇(くろたに のぼる)
1958年2月15日生まれ、茨城県日立市出身、66歳

1991年5月場所で引退
通算成績は557勝621敗10休

昔は喋りが苦手で解説と縁遠かったものの、現在はそのような雰囲気も無く毎場所のように解説を務める。

日本相撲協会理事、指導普及部長・生活指導部長・危機管理部長・博物館運営委員

春日野(かすがの)


元・栃乃和歌(とちのわか)
最高位は関脇

本名は綛田 清隆(かせだ きよたか)
1962年5月22日生まれ、和歌山県海草郡下津町丸田出身、61歳
明治大学経営学部 卒
身長190cm

大学卒業後は春日野部屋に入門
1985年3月場所で幕下付出で初土俵を踏むと1987年1月に新入幕を果たし、同年9月には関脇まで一気に駆け上がった

1999年7月場所に現役を引退
通算成績は588勝621敗24休

現在は日本相撲協会理事で巡業部長・監察委員長・警備本部長を務める

現役時代、三役在位17場所で4個の金星を挙げ6度の三賞を受賞している

甲山(かぶとやま)


元・大碇(おおいかり)
最高位は前頭11枚目

本名は齋藤剛(さいとう つよし)
1972年6月16日生まれ、京都市西京区出身、51歳
身長177cm
同志社大学 卒

大学卒業後に伊勢ノ海部屋に入門
1995年3月に幕下付出で初土俵を踏むと1997年5月に十両、1998年11月に幕内へ昇進

しかし以降は幕内と十両を行き来することが多く、幕内定着を果たせなかった

2004年11月場所で引退
通算成績は356勝336敗57休

引退後は「大碇」⇒「甲山」を襲名した

北の富士勝昭(きたのふじかつあき)

北の富士流 (文春文庫)

元・大相撲力士
第52代横綱

本名は竹澤 勝昭(たけざわ かつあき)
1942年3月28日生まれ、北海道旭川市出身、82歳
身長185cm

1964年に入幕、1966年に大関昇進
1970年1月場所後に横綱に昇進した

1974年7月場所で現役を引退
通算成績は786勝427敗69休

現在は解説者として相撲中継に出演
正面解説「北の富士勝昭」&向正面解説「舞の海秀平」と藤井康生アナの組み合わせによる中継はゴールデントリオと呼ばれる

熊ヶ谷(くまがたに)


元・玉飛鳥(たまあすか)
最高位は前頭9枚目

本名は高橋大輔
1983年1月26日生まれ、愛知県名古屋市熱田区出身、41歳
身長185cm、血液型はO型

中学卒業後に角界入り
1998年3月場所で初土俵を踏むと2000年に幕下、2004年11月には新十両、2005年7月に幕内へとそれぞれ昇進を果たす

2016年9月場所で引退
通算成績は580勝565敗29休

熊ヶ谷はNHKの解説だが、AbemaTVの実況アナウンサーにも高橋大輔という同姓同名がいる

粂川(くめがわ)


元・琴稲妻(こといなずま)
最高位は小結

本名は田村 昌浩(たむら よしひろ)
1962年4月26日生まれ、群馬県利根郡みなかみ町出身、62歳
身長181cm

1999年7月場所に引退
通算成績は752勝802敗30休

現役時代は幕内在位60場所で、そのうち1場所で小結を務めた
敢闘賞と殊勲賞をそれぞれ1度ずつ受賞している

境川(さかいがわ)


元・両国
最高位は小結

1962年7月30日生まれ、長崎県長崎市出身、61歳
日本大学 卒
本名は「小林秀昭(こばやし ひであき)」

高校から相撲を始め、大学進学後も日大相撲部に所属
主将として全国学生相撲選手権大会で準優勝に導く

大学卒業後は出羽海部屋へ入門
1985年3月場所を幕下付出で迎え、2年後の1987年3月場所には新入幕を果たすとわずか2場所で小結まで駆け上がる活躍を見せた

その後も主に幕内上位で相撲を取り続け、1993年1月場所に引退した
通算成績は316勝313敗27休、幕内在位32場所で小結4場所を経験
千代の富士から3度の金星を挙げている

佐渡ヶ嶽(さどがだけ)


元・琴ノ若
最高位は関脇

本名は鎌谷満也(かまたにみつや)
1968年5月15日生まれ、山形県尾花沢市出身の55歳
身長191cm、血液型はB型

高校までは柔道をメインに活躍、身体能力が高く佐渡ヶ嶽部屋からのスカウトで角界入り
1984年5月場所で初土俵を踏むと1990年秋場所を十両、同年九州場所を幕内で迎えた

1999年、最高位となる関脇に昇進している

2005年11月場所後に引退
生涯戦績は785勝764敗100休

現役時代は三役在位9場所、7度の三賞と8個の金星を挙げている
また、ルックスが整っていることから女性人気の高い力士であった

佐ノ山(さのやま)


元大相撲力士「里山」
最高位は前頭12枚目

1981年5月31日生まれ、鹿児島県奄美市出身の42歳
身長176cm、血液型はA型
本名は「里山浩作(さとやまこうさく)」
日本大学 卒

大学卒業後に三保ヶ関部屋に入門
2004年3月に初土俵を踏むと2005年1月に幕下、2006年1月に十両昇進
さらに2007年1月に新入幕を果たすが負け越しが続き9月には十両陥落

これ以降、長らく十両、幕下を行き来する生活が続き2014年1月場所で再入幕を果たす
再入幕まで37場所を要し昭和以降の相撲で最長期間となった

2018年11月場所をもって引退、その後は「佐ノ山」を襲名している

錣山(しころやま)

寺尾常史

Amazon:寺尾常史

元・寺尾
最高位は関脇

本名は福薗 好文(ふくぞの よしふみ)
1963年2月2日生まれ、鹿児島県姶良市出身、61歳
身長185cm、血液型はA型

父親は元関脇・鶴ヶ嶺、兄は元十両鶴嶺山と元関脇逆鉾という相撲一家の出身

高校から相撲を始め、その後学校を中退して角界入り
1979年7月場所で初土俵を踏むと1984年7月に新十両、1985年に新入幕を果たす

2002年9月場所に引退するまで、幕内在位93場所、関脇7場所、小結6場所を務める
7度の三賞を受賞と7個の金星を獲得している

通算成績は860勝938敗58休

ファミコンゲームに「寺尾のどすこい大相撲」というタイトルがある通りゲームの主人公に起用されるほどの人気力士。
イケメン力士として女性人気も高かった

幼少からのあだ名は「アビ」で、この名は後に弟子である「阿炎」の四股名となった

芝田山(しばたやま)

第62代横綱大乃国の 全国スイーツ巡業 II

元・大乃国、第62代横綱

本名は青木 康(あおき やすし)
1962年10月9日生まれ、北海道河西郡芽室町出身、61歳

1991年7月場所に引退
通算成績は560勝319敗107休

元横綱というネームバリューだけでなく、トークのレベルも高く解説が分かり易いと評価が高い。
そのため、相撲中継はもちろん、スポーツ番組やバラエティ番組まで需要が高い人物。

甘党としても知られている。

日本相撲協会理事、広報部長・総合企画部長・博物館運営委員

高崎(たかさき)


元・金開山(きんかいやま)
最高位は東前頭6枚目

本名は松山龍水(まつやま りゅうすい)
1976年1月7日生まれ、長崎県大村市出身、48歳
身長183cm

1991年3月場所で初土俵、1998年1月に十両昇進、同年7月に新入幕を果たす

2006年5月場所で引退
通算成績は466勝448敗35休

現役時代は幕内に定着することができず、幕内と十両の間を往復
十両では圧倒的な強さを見せたことから「十両横綱」と呼ばれていたという

高砂(たかさご)


元・大関の(4代)朝潮太郎(あさしおたろう)

本名は「長岡末弘(ながおか すえひろ)」

1955年12月9日生まれ、高知県安芸郡出身の68歳
身長183cm
近畿大学 卒

大学時代はアマチュア横綱&学生横綱の2冠を獲得
1978年3月場所、幕下付出で初土俵を踏むと7月に十両、11月に新入幕というスピード昇進を果たす

さらに1980年5月場所を小結、翌7月場所を関脇で迎えた
1983年5月場所で大関に昇進すると引退を迎える1989年3月場所まで務めた

現役時代の通算成績は564勝382敗33休
大関在位36場所、三賞14度、金星5つを上げ、1985年3月には幕内最高優勝を遂げている

第68代横綱・朝青龍を育てた親方である

武隈(たけくま)

すもう道まっしぐら! (集英社みらい文庫)

元・大関 豪栄道

本名は澤井豪太郎(さわいごうたろう)
1986年4月6日生まれ、大阪府寝屋川市出身の38歳
身長184cm

小学生の頃から相撲を始め高校は相撲の名門・埼玉栄高校に入学
高校横綱や世界ジュニア相撲選手権大会優勝などタイトルを多々獲得

高校卒業後は角界入り
2005年1月場所で初土俵を踏むと9月場所を幕下、約1年後の2006年九州場所には新十両、さらに2007年9月場所には幕内昇進とスピード出世を果たす

その後も三役~前頭上位に定着、2014年9月場所には遂に大関となった

2020年1月場所をカド番で迎えたが5勝10敗と負け越したため陥落が決定すると場所後に引退を表明
ご当地場所となる3月を待たずしての現役引退となった

通算成績は696勝493敗66休
幕内在位73場所、そのうち大関を33場所務めた

現役時代の2016年9月場所には幕内最高優勝を全勝で果たし、14日目の玉鷲戦を思い出の一番に挙げている

引退後は年寄・武隈を襲名

立田山(たつたやま)


元大相撲力士「薩洲洋」
最高位は前頭筆頭

1957年6月7日生まれ、鹿児島県指宿市出身の66歳
身長183cm
本名は「吉崎克幸(よしざきかつゆき)」

高校在学中に君ヶ濱部屋(現・井筒部屋)に入門
1976年1月場所で初土俵を踏むとスローペースながら1984年7月場所で十両、1986年に新入幕を果たす

1992年9月場所で引退
現役時代は「1077回連続出場」という記録を残した鉄人力士であった

引退後は「立田山」を襲名、陸奥部屋で後進の指導にあたる

立浪(たつなみ)


元・旭豊
最高位は小結

本名は「市川耐治」
1968年9月10日生まれ、愛知県春日井市出身の55歳
身長190cm

高校卒業後に大島部屋に入門
1987年3月場所で初土俵を踏むが、当初は故障などの悩まされ幕下で安定するまで時間を要した

1993年11月場所で十両昇進、1995年3月には新入幕を果たすと1996年3月に横綱・貴乃花から金星を挙げ小結まで駆け上がった

1999年1月場所で現役を引退、生涯戦績は364勝341敗26休
幕内在位24場所で小結を3場所務め、2度の三賞を受賞した

横綱・曙と貴乃花からそれぞれ2個ずつの金星を挙げている

俳優・松平健に似た顔立ちだったことから「角界のマツケン」や「角界の暴れん坊将軍」とも呼ばれていた

錦島(にしきじま)


元・朝赤龍
最高位は関脇

本名は「バダルチ・ダシニャム」
1981年8月7日生まれ、モンゴル出身の42歳
身長184cm、血液型はB型

高校時代に朝青龍と共に来日
明徳義塾高校在学中の2000年1月に角界入りすると2000年11月には幕下に昇進
2002年7月には十両、2003年3月には新入幕を果たす

2017年3月場所で引退
生涯戦績は687勝679敗36休

幕内在位59場所、そのうち5場所で三役を務めた
4度の三賞を受賞している

兄弟子は元横綱・朝青龍である

二十山(はたちやま)


元栃乃花
最高位は小結

本名は谷地仁(やち ひとし)
1973年2月28日生まれ、岩手県九戸郡山形村出身の51歳
身長184cm
明治大学 卒

大学では相撲部で全国大会にも出場する活躍を見せていたが、ケガなどにより角界入り後は前相撲からのスタートとなった
1995年3月に初土俵を踏むと1999年1月に十両昇進、2000年5月に新入幕を果たす

2008年1月場所で引退、生涯戦績は449勝439敗32休
幕内在位24場所のうち1場所で小結を務め、三賞を4度受賞している

現役引退後は年寄「二十山」を襲名、春日野部屋で後進の指導にあたり相撲中継などにも出演している

富士ヶ根(ふじがね)


元・大善(だいぜん)
最高位は小結

本名は高橋 徳夫(たかはし とくお)
1964年12月14日生まれ、大阪府大阪市浪速区出身、59歳
身長188cm、血液型はO型
父親は元大相撲力士、時津風部屋所属の菊葉山

高校時代は野球部に所属していたが、勧誘もあり角界入り
1981年3月場所に初土俵を踏むと1988年3月に十両、1991年11月場所で新入幕を果たす

1994年には小結に昇進

2003年の3月場所で引退するまでに横綱・曙や横綱・武蔵丸から金星を挙げた
特に2度目の金星は36歳11か月で挙げたもので、これは昭和以降の年長記録6位となった

通算成績は739勝732敗61休

真面目な性格で現役時代は稽古熱心だったことが知られており、二所ノ関一門の親方は「大善を見習え」と周囲を奮起させていたという

舞の海秀平(まいのうみしゅうへい)

大相撲で解く「和」と「武」の国・日本

元・大相撲力士(出羽海部屋所属)

1968年2月17日生まれ、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町出身の56歳
身長171cm
日本大学経済学部 卒
本名は「長尾秀平(ながお しゅうへい)」

初土俵は1990年5月場所で1999年11月に引退
最高位は小結
生涯戦績は385勝418敗27休

現在はタレント・相撲解説者として活動
「舞の海秀平」は現役時代の四股名で、現在は芸名として使用されている

正面解説「北の富士勝昭」&向正面解説「舞の海秀平」と藤井康生アナの組み合わせによる中継はゴールデントリオと呼ばれる

松ヶ根(まつがね)


元・玉力道(たまりきどう)
最高位は前頭8枚目

本名は安本 栄来(やすもと ひでき)
在日韓国人3世で韓国名は趙 榮來(チョ・ヨンレ)
1974年4月19日生まれ、東京都江戸川区出身、50歳
身長184cm

大学から角界入り
1997年3月場所で幕下付出で初土俵を踏むと1999年9月には十両昇進、2001年1月には新入幕を果たした

2010年1月場所で引退
通算成績は376勝354敗120休、幕内在位11場所

引退後は年寄「荒磯」「二所ノ関」を経て2014年に10代「松ヶ根」を襲名した

陸奥(みちのく)


元・霧島
最高位は大関

本名は吉永 一美(よしなが かずみ)
1959年4月3日生まれ、鹿児島県姶良郡牧園町出身、65歳
身長187cm

中学卒業後に君ヶ濱部屋に入門
1975年3月場所で初土俵を踏むと、1982年5月に新十両、1984年7月場所に新入幕を果たす

新入幕で三賞を獲得するなど活躍を見せたが、以降は平幕で停滞
1987年1月場所を小結を通り越して関脇で迎え、1990年春場所後には念願の大関昇進となった

1996年3月場所で引退、通算成績は754勝696敗40休
幕内在位71場所で、そのうち大関を16場所務め、1991年1月場所には幕内最高優勝を遂げている

その筋肉やルックスから、現役時代は「和製ヘラクレス」「角界のアラン・ドロン」と呼ばれていた

三保ヶ関(みほがせき)


元・栃栄(とちさかえ)
最高位は前頭筆頭

本名は岡本篤(おかもと あつし)
1974年6月27日生まれ、佐賀県佐賀郡富士町出身、49歳
身長184cm、血液型はB型

埼玉栄高校時代には高校横綱のタイトルを獲得
高校卒業後は春日野部屋に入門、1993年1月場所で初土俵を踏んだ

2000年9月場所で初入幕
現役時代はケガに泣かされることが多く、関取45場所中10場所が全休or途中休場となった

2008年1月場所に引退
生涯成績は480勝423敗86休

引退後は年寄・竹縄、清見潟を経て三保ヶ関を襲名している

山分(やまわけ)


元・武雄山(ぶゆうざん)
最高位は前頭筆頭

本名は富永丈喜(とみなが たけよし)
1974年7月29日生まれ、愛知県豊橋市長瀬町出身、49歳
身長181cm、血液型はA型
明治大学 卒

幼少から相撲を始め大学卒業後に武蔵川部屋に入門
1997年3月場所で初土俵を踏むと2000年5月場所で十両に昇進

その後、幕下陥落も経験し2001年11月場所で新入幕を果たす

2007年11月場所に引退、通算成績は353勝370敗12休
幕内在位25場所で前頭中~下位に位置していた

引退後は年寄「大鳴戸」「関ノ戸」を経て2010年9月「山分」を襲名している

若藤(わかふじ)


元・皇司
最高位は前頭4枚目

本名は「大内信英(おおうち のぶひで)」
1971年2月18日生まれ、兵庫県三木市福井出身の53歳
身長175cm、血液型はA型
日本大学 卒

大学から角界入り、1993年3月場所で初土俵を踏む
1999年9月場所で新入幕を果たすと、十両と幕内を行き来するも幕内では中位~下位を務めることが多かった

2009年3月場所で現役を引退
生涯戦績は616勝660敗2休

2008年3月場所時点で37歳0カ月での幕内復帰を果たした人物
これは当時、戦後の相撲界で3位の高齢記録となった

若松(わかまつ)


元・朝乃若
最高位は前頭筆頭

本名は「足立武彦(あだち たけひこ)」
1969年12月11日生まれ、愛知県一宮市出身の54歳
身長176cm、血液型はAB型
近畿大学 卒

大学時代には全国大会で活躍し、卒業と同時に若松部屋へ入門
幕下付出で1992年3月場所に初土俵を踏む

1993年1月場所を新十両で迎えると、翌年3月場所には新入幕を果たす
以降、多くの場所を幕内で過ごし2000年5月場所では前頭筆頭となった

2005年3月場所をもって引退
生涯戦績は547勝598敗、幕内在位52場所

連続出場回数1145回、入門から1度も休場せずに現役生活を締めくくったケガに強い力士だった

【AbemaTV】主な出演者

中継出演者一覧

実況アナ解説ゲストゲスト
≪初日≫2020年7月19日
高橋大輔花田虎上(元若乃花)
≪二日目≫2020年7月20日
清野茂樹大岩戸
≪三日目≫2020年7月21日
矢野武若ノ城
≪四日目≫2020年7月22日
高橋大輔旭道山
≪五日目≫2020年7月23日
市川勝也旭道山
≪六日目≫2020年7月24日
新谷賢太郎旭道山
≪七日目≫2020年7月25日
清野茂樹花田虎上
≪八日目≫2020年7月26日
高橋大輔花田虎上
≪九日目≫2020年7月27日
市川勝也大岩戸
≪十日目≫2020年7月28日
≪十一日目≫2020年7月29日
≪十二日目≫2020年7月30日
≪十三日目≫2020年7月31日
≪十四日目≫2020年8月1日
≪千秋楽≫2020年8月2日

実況アナウンサー

市川勝也(いちかわかつや)

※画面左が「市川勝也」

フリーアナウンサー

1969年4月11日生まれ、東京都府中市出身の55歳

元歌手で、ロックバンド「SLIDE」のボーカル
2000年11月22日「いつか」でメジャーデビューしている

現在はボイスオン(VOICE ON)所属
スポーツ実況キャスターとしてプロレスや格闘技、アイスホッケー、SUPER GTなどの実況を担当

2018年4月、動画配信サービス「DAZN」のF1実況においてSNS上で酷評をされた
主な理由はフロレス風の実況がモータースポーツとはマッチしていないというものである

清野茂樹(きよのしげき)

フリーアナウンサー
元・広島エフエム放送アナウンサー

1973年8月6日生まれ、兵庫県神戸市出身、50歳
青山学院大学文学部教育学科 卒

1996年~2005年12月31日まで広島エフエム放送に所属
退社後はフリーアナウンサーとして活動

プロレスを中心にスポーツ実況を担当
他、ドラマ(リポーター役)、ラジオ、ミュージックビデオなど幅広く出演している

新谷賢太郎(しんたにけんたろう)

左:新谷賢太郎、右:山本育史

ボイスオン所属のフリーアナウンサー
元・ABS秋田放送の男性アナ

1990年8月25日生まれ、東京都杉並区出身の33歳
身長172cm、血液型はO型
上智大学外国語学部ロシア語学科 卒

2014年4月~2018年春頃までABS秋田放送に在籍
秋田放送時代から主にスポーツを中心に担当

フリー転身後もGAORA SPORTSやDAZN、日テレG+、AbemaTVなどでテニスやラグビー、プロレス、格闘技の実況やリポートに携わっている

高橋大輔(たかはしだいすけ)


ボイスオン所属のフリーアナウンサー

1981年11月18日生まれ、東京都出身の42歳
身長180cm、血液型はA型
神奈川大学 卒

ゴルフ、格闘技、といったスポーツから麻雀などインドア競技まで様々な実況を行う
他「K-1 WORLD GP」のリングアナウンサーや乃木坂46のライブMCなども務める

AbemaTVの大相撲中継のおけるローテーション実況アナウンサーのひとりである

矢野武(やのたけし)

※画面左が「矢野武」

元・俳優
現在はボイスオン(VOICE ON)に所属する実況アナウンサー

1968年9月22日生まれ、愛知県大府市出身の55歳

タレント・リポーター・スポーツ実況などを生業とする
格闘技を中心にラグビーやバレーボール、バドミントン、モータースポーツなど広いジャンルの実況を務めた経歴の持ち主

スポーツだけでなく「炎の体育会TV」「THEクイズ神」「神さまぁ~ず」「オールスター感謝祭」などバラエティ実況もこなす

俳優時代にはNHK大河ドラマ「春日局」堀田正盛役やTBS「渡る世間は鬼ばかり」などに出演した経歴を持つ

解説者ゲスト

大岩戸(おおいわと)


元大相撲力士
最高位は前頭16枚目

1981年5月18日生まれ、山形県鶴岡市出身の42歳
身長179cm、血液型はA型
近畿大学 卒
本名は「上林義之(かんばやし よしゆき)」

高校時代から相撲部に所属
大学4年時に全国学生相撲選手権大会で優勝、学生横綱となり卒業後に八角部屋に入門、角界入り

2004年3月場所で初土俵を踏むと2005年5月場所に十両昇進
以降、十両に定着せず幕下を行き来していたが2011年9月場所以降は安定した成績を残した

2013年3月場所に新入幕を果たしたが負け越して十両に陥落
その後、幕下にまで落ちるも34歳で幕下優勝するなど、2018年5月に引退するまで現役にこだわり続けた

2019年3月場所からAbemaTVの大相撲中継で解説を務めるようになっている

旭道山(きょくどうざん)


元・大相撲力士
最高位は小結

1964年10月14日生まれ、鹿児島県大島郡徳之島町出身の59歳
身長182cm
本名は波田 和泰(はた かずやす)

中学卒業後に大島部屋に入門
1980年5抜場所で初土俵を踏み、1988年7月場所に十両昇進すると、翌1989年1月場所で新入幕を果たす
幕内在位48場所のうち、3場所で小結を務めている
体重100kgほどの軽量力士だったが持ち前の運動神経で正攻法を得意とし「南海のハブ」の異名をとった

1996年10月に衆議院議員総選挙に出馬することから突然の現役引退
新進党から出馬、比例区で当選し1996年~2000年まで衆議院議員を務めた

現役時代の通算成績は538勝551敗である

花田虎上(はなだまさる)

独白―ストロング・スピリット

タレント
元・大相撲の第66代横綱「若乃花」

1971年1月20日生まれ、東京都中野区出身の53歳
身長180cm、血液型はB型

父親・叔父・弟と大相撲力士という相撲一家の長男
弟は65代横綱・貴乃花

現役時代からは弟・貴乃花との確執が明らかとなり連日ワイドショーを賑わせていた
一旦は和解に至ったが、父・二子山親方の死去に伴い再び確執が明らかとなった

2019年7月場所のAbemaTV大相撲中継から土日限定で解説者を務めている

若ノ城(わかのじょう)


元・大相撲力士
最高位は前頭6枚目

1973年4月13日生まれ、沖縄県那覇市出身、51歳
身長191cm
沖縄尚学高校 卒
本名は阿嘉宗彦(あかむねひこ)

高校時代は柔道で全国優勝を果たし、その後は相撲に転向
間垣部屋に入門した

1992年3月場所に初土俵を踏むと1995年9月場所で新十両、1997年9月場所に幕内昇進を果たした
しかし入門当初から糖尿病を患っており結果的に幕内在位12場所に留まっている

2004年5月に引退
通算成績は356勝375敗21休となった

2018年1月12日放送のTBS「爆報!THE フライデー」で母親から腎臓移植を受けて腎不全を克服していたことを公表
同時に都内で介護士として働いていることも伝えられた

2018年3月からAbemaTVの大相撲中継で解説を務めるようになった

放送局

NHK総合 / NHK BS1 / NHK BS8K / NHKラジオ第1
インターネット「AbemaTV」

放送日時

放送期間

2020年7月19日(日)~2020年8月2日(日)

放送時間

NHK

以下、概ねの予定
詳細はNHKの公式サイトを確認

  • NHK BS1 13:00~15:00頃
  • NHK BS8K 15:00頃~18:00
  • NHK総合 15:00頃~18:00
  • NHKラジオ第1 16:00頃~18:00

AbemaTV

「大相撲チャンネル」「Sportsチャンネル」で8:00~18:30頃まで全取組を生中継
実況・解説付き配信は16:00頃から開始予定
詳しくはAbemaTVの番組表をチェック

公式サイト / SNS

公式サイト
大相撲 | NHKスポーツオンライン -NHKスポーツ番組総合情報サイト-
Webサイト
日本相撲協会公式サイト
Twitter
@sumokyokai
Twitter
@nhk_sports

2020/07/18 更新日

-スポーツ中継, テレビ番組情報
-, , ,

【おススメ!人気コンテンツ】
※[広告]の印があるものはスポンサードリンクです。